ほろにがスタート、今年のトランセクト調査

今年で3年目になるが、チョウのトランセクト調査をいつから始めようか、ちょっと悩みました。3月になってもなかなか暖かくならず、それまで散歩で多摩川土手を歩いていても殆どチョウを見ることがなかったからです。ともかく「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もあることだし、3月下旬からスタートということで、まず第1回目を3月21日と決めました。しかし、その日は雲一つない快晴となったのですが、気温7度、北西の風が極めて強く吹き続け、体感温度は零度近くに感じました。真冬と変わりません。結局全コースを通して歩いてみましたが全くチョウには出会えませんでした。これではチョウは飛びたくても飛べる状況ではありません。したがって、この日は「調査に不適」ということで、改めて翌22日に実施。
22日も風こそ少しはおさまりましたが気温は相変わらず低く8度程度。この日の結果もあまり芳しくなく、キタテハ3頭、ルリシジミ1頭のみ。昨年の同時期に比べ寂しい限りでした。冒頭の写真がそのキタテハのうちの1頭です。越冬明けでかなり翅も傷んでいて、風を避け地面に降りて日光浴をしていました。

(Henk)

参考 蝶図鑑 キタテハ ルリシジミ

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