長かった蛹時代 ツマキチョウ

今朝起きると、ツマキチョウが2頭羽化していた。いずれもオスだ、前翅の先端に黄色が見える。
我が家では昨年春に多摩川河川敷で産卵直後のツマキチョウの卵を採って来て、飼育箱には入れずリビングで飼育していた。卵は10数個採ったのだが、最終的に蛹までたどり着いたのは10頭で、昨年4月末から5月上旬にかけて蛹になる直前で飼育箱にいれ、そこで蛹になっていた。ただ、そのうちの2頭は、飼育中にリビングで行方不明になっていたが、後日思わずところで発見でき最終的に同じ飼育箱に移した。その詳しい経緯は次の2本の記事をご参照下さい:「蛹発見!行方不明のツマキチョウ」「ツマキチョウの保護」

ともかく、その後10頭の蛹がいる飼育箱はずっとベランダに置いてあったのだが、羽化の時期が近づいたので部屋に入れ様子を見ていたのだ。先日多摩川河川敷で今年初めてオスのツマキチョウが飛んでいるのを見たので、我が家の羽化を今か今かと待っていたところだった。今日羽化したものの1頭は、その行方不明になっていて保護されたものだ。だから、あのお節介な(?)保護は決して無駄ではなかったということだ。最後の写真が蛹殻で、枯れ枝に蛹を固定した糸が見える。
それにしても年1回発生するものは、卵にせよ、蛹にせよ随分長い間その状態で過ごすことになる。ツマキチョウの場合は春のほんの一瞬だけ成虫が活動するが、1年のうち10~11か月も蛹の状態で、暑い夏寒い冬を過ごし、この日を待っていたのだ。早く暖かい春を楽しみたいだろうが、生憎今日は昨日の夏日から一転して真冬日に逆戻りしている。明日以降に放してやろう、良い伴侶を探すがいい。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ツマキチョウ

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