師走のチョウたち(5)

多摩川土手の陽だまりには種類は少ないが、まだまだ最後まで頑張るチョウがいる。先日はかなり草臥れたベニシジミばかりだったが、この日は最近羽化したばかりのような新鮮なものも混じっていた。しかも、この時期だというのにかなり翅のすり切れた年寄りのオスが若いメスに求愛をしているではないか。老いらくの恋なのか。ベニシジミの食草はギシギシなどで、この植物は真冬でも緑の葉を持っているので、産卵さえすれば幼虫は冬場も餌に困ることはない。幼虫は寒さに強い。

因みに、このオスは結局メスには逃げられ恋は成就しなかったようだ。その哀れなオスの姿がこれだ。左前翅の欠けたところが一致する。

相手のメスがこれだ。まだまだ美しい。

しかし、近くにはまだまだ頑張れそうな元気な別のオスもいたので、新しいカップルが成立したかもしれない。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ベニシジミ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です