ハイムのムラサキツバメ(1)

ムラサキツバメはこれまでにも何度か飼育したことはあるが幼虫からの飼育で、卵はまだ見たことがなかった。しかし、昨年8月後半にハイムのマテバシイの根元から伸びた貧相なひこばえに産卵しているところに偶然出くわした。冒頭の写真がマテバシイの葉裏に産み付けられたばかりの卵だ(拡大すると、綺麗な細工の施された直径1mmほどの白い卵だ)。数えると5個あった(もっとあったかも)。折角卵を見つけたのだから今回は卵からの飼育をして見ようかとも一瞬思ったが、2・3齢までは新鮮なエサの補給など結構管理が面倒なので、やはりしばらくそのままで野外観察を続けることにした。

何日かしてしばらくぶりに見ると、全て順調に孵化したかどうかまでは確認できなかったが、二つほどはかなり大きくなっていた。その幼虫の周りを何頭ものアリが甲斐甲斐しく動き回っている。しかし、このひこばえにはもともとそれほど多くの柔らかい葉はなく、それもこの写真で見るようにほぼ食い尽くされてしまったので、別の株にあった柔らかそうな葉を採ってアリと一緒に飼育箱へ移すことにした。そうすれば羽化の瞬間も見られるだろうと期待もして。


だいぶ大きく育って、蛹になるのも近そうなので、もうそれほどたくさんのエサの補充も必要なかろう。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ムラサキツバメ

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