冷たい雨に打たれながらも


今年は冷たい雨が降る節分となった。朝一番に傘をさしてムラサキシジミの様子を見に行った。塒(ねぐら)にしているアラカシの枯葉は夜中から降っていた雨で湿ったためにカールしていたのがすっかり伸びてしまっているが、彼らはジッと同じ場所で雨に打たれ続けている。この日は結果的に雪にはならなかったものの、真冬の寒さ。彼らの越冬も厳しいものがある。取りあえず写真だけ撮って、こちらも早々に引き上げた。
その後も午前と午後に1日2回確認を続けていたが、2月7日の午後まではいたのだが、8日の朝から2頭とも姿が見えなくなり、9日以降15日まではどちらもここには戻ってはいなかった。ちょうどこの時今季一番の寒波が来ていたことと関係があるのだろうか。もっと、いい場所が見つけられたのならいいが、と思っていた。

しかし、不思議なものだ。1週間以上経った2月16日朝、何とそのうちの1頭(個体A)が同じ場所に戻っているではないか!
やはり、元の塒を忘れてはいなかった。よほど愛着のある場所のようだが、その間どこにいたのだろう。だが、個体Bは依然行方不明のままだが。

(Henk)
参考 蝶図鑑 ムラサキシジミ

