手乗りのチョウたち(1)
例年のことながら、冬場の特に1-2月には自ずと屋外で活動するチョウの話題に事欠くことになります。そこで今年はしばらくの間、これまでに私に付き合って手乗りしてくれた可愛いチョウたちをご紹介してみようと思います。因みに、一部蛾も含みますが、その数は50種類ほどを数えます。
まず、初回はコムラサキです。
このチョウの初めての手乗りは全くの偶然で、ミドリシジミの撮影中朝露が降りた草の上で翅を広げていたオスを発見して、手乗りを試みたところ意外なほど簡単に手に乗り移ってくれました。
それに味を占めて、その後は多摩川河川敷のヤナギで樹液を吸っているところ見つけ、何度も手乗りしてもらいました(その場所というのは現在越冬幼虫の観察をしているところです)。
最初は次の写真のように恐る恐る指に脚を伸ばしていますが、安全だとわかるとすぐに手に乗り移ってくれました。

しかし、自然の中ではオスのあの怪しく青く光る翅を4枚揃って撮るのはなかなか難しく、見る角度で全く青さが見られないこともあります。そこで、幼虫から飼育していたものが羽化した直後に、手に乗せ、4枚の翅の青い幻光を捉えたのが最後の写真です。欲を言えば、もう少し大きく翅を広げて欲しかった・・・(手乗りしてすぐにはなかなか翅を開いてくれませんでしたが)。

(Henk)
参考 蝶図鑑 コムラサキ

