単独での越冬(続)
先日ご紹介したムラサキシジミですが、彼らの面白い習性が一つ確認できました。
発見後1月19日までは寒かったので全く動きはなかったのですが、今日20日は朝方まで雨はあったものの日中気温は3月並みになるとの予報だったので朝10時過ぎに見に行くと、何と既に1頭(個体A)はいません。もう1頭(個体B)もいるにはいたが、頭の位置が反対向きになっているのです。やはり、気温が上がると動き出すのかと思い、確認のため午後にもう一度見に行くと、いなかった個体Aがまた元の場所に戻ってきているのです。そしてもう1頭の個体Bも頭の位置を最初の位置に戻しているのです。
どちらも、ここは自分専用の場所だということを意識しているとしか思えません。同じ場所で向きを変えるだけなら十分あり得ることですが、個体Aのように一旦離れた場所をどうやってまた見つけ出して戻って来れるのか。闇雲に動き回っているのではないことは確かのようです。それは、眼かあるいはその他の器官でその位置を把握、記憶していてそこに戻っているとしか考えられません。生垣には似たような場所はいくらでもある中で、最初に決めた場所を探し当てる能力には感心せざるを得ません。つまり、個体Aは2時間ばかり自宅(?)を開けて、日向ぼっこか散歩に出ていたもののようです。なかなか味なことをするものです。
今後ここ場所が危険となったり嫌にならない限り、冬眠明けまでこの場所を使い続けると思われるので、しばらく観察を続けてみようと思っています。
| 発見から1月19日まで | 1月20日午前10時16分
(変化あり) |
1月20日午後12時36分 | |
| 個体A
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| 個体B | ![]() |
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注)いずれもメス。 個体B の特徴は右前翅が一部欠けている。
(Henk)
参考 蝶図鑑 ムラサキシジミ








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