産卵に来た!ジャコウアゲハ
ベランダの鉢植えのウマノスズクサは殆ど食い尽くされてしまったので、この朝、特別に早起きをして、多摩川までエサの確保に行ってきたばかり。ベランダでは蛹化する場所を探して何頭もの幼虫があちこちを這いまわっていて、中には隣家に行こうとしているのが3頭もいて、慌てて連れ戻した。採れたてのエサを補充して、勝手に這いまわる幼虫の交通整理(?)をしている時、気が付くと1頭のメスのジャコウアゲハが4階までフワフワ上がってきた。そして、たった今補充したばかりのウマノスズクサに早速産卵を始めた。この新鮮なエサの到着を近くで待っていたのかと思うほどの素早さだ。既に何度か産卵されていたのでこの忙しさになっているのだが、実際産卵に来たところを見たのはこれが今年初めてだった。
これが久々に見たベランダでの産卵シーンだ。






以前には昼前後の時間帯の産卵は見ていたが、朝6時という早い時間にも産卵していたのか。それなら母蝶は見られなかったわけだ。
この日はベランダを何度も行ったり来たりしながら10-15分ほどウマノスズクサから離れなかった。今回の産卵でまた10個ほど卵が増えているだろう。これからさらにエサの手当てが忙しくなる。この賑わいはエサが完全に枯渇しない限り秋口まで続きそうだ。
「ジャコウアゲハよ、昨年来我が国では人間様も主食のコメが十分手に入らず困っているのだ。知っているか?」
数年前は1年間で40頭余りがこのベランダで羽化した実績があるが、今年はどうだろう? ウマノスズクサを植えてジャコウアゲハを呼ぶ。以前明治大学生田キャンパスの片隅でウマノスズクサを植えてジャコウアゲハを育てておられた先生のことを、ふと思い出した。
(Henk)
参考 蝶図鑑 ジャコウアゲハ

