まだ終わらない飼育(?) ヤマトシジミ

昨年末からのヤマトシジミ越冬飼育(?)がまだ終わらない。ベランダに置いたいくつかのカタバミの鉢植えと飼育箱に入れた鉢植えでの飼育だが、最終的に23頭まで幼虫を確認して越冬していた。これは純粋な野外とは環境が異なることから、蛹になるのも、羽化するのも自然界よりも早く進んだことは確かだ。実際、野外だとヤマトシジミが発生するには少し早すぎる3月末頃までに既に10頭以上も(正確なカウントが出来なかった)羽化してしまった。その時点では幼虫も蛹も見当たらなくなったので、半数は途中でエサ不足もあり死んでしまったのかと勝手に思って、観察をさぼってしまった。
しかし、先日水遣りのためベランダの鉢植えを何気なく見ていると、羽化したばかりのヤマトシジミらしいものがいるを発見したのだ。写真のように翅もほぼ伸ばし終わり、まさに最後に余分な水分を放出しているところだが、翅裏の色もヤマトシジミらしくない薄茶色で黒いはずの斑紋もはっきりしない。この1頭は思いもよらず発見したものだが、もしかするとまだ他にも潜んでいるのかもしれないし、観察をさぼっている間に気付かないまま羽化していたものもいたかもしれない。実際、この写真の奥に最終齢と思われる緑色の幼虫が写っている。それで改めて確認すると、最終齢に近いものが2頭、前蛹が1頭、蛹が3頭見つかった。さらに、蛹になる前に死亡したと思われる干乾びた前蛹もいた。
飼育箱の中のカタバミ
見つけた前蛹(カタバミの葉裏にいる)。 
そして、翌々日、蛹になった。
死んで干乾びた前蛹(これも葉裏に)。これは蛹になる直前に死んだようだが、全く気付かなかったが。
羽化した後の蛹殻は他にもいくつかある。
(Henk)
参考 蝶図鑑 ヤマトシジミ

