休眠、一時中断

今年は師走というのに暖かい日が多く、チョウもどのように過ごしたらいいのか困っているのではなかろうか。この冬の気温は一体どうなっているのだろう。人間も気温の大きな変化に体調を崩しかねないし、毎日の着るものの選択にも困る。成虫で冬を越すチョウたちは、例年だと12月ともなると既に葉陰などにジッと身を潜め冷たい風を避けて越冬態勢に入っているのが普通だ。ただ、冬の間でも陽射しがあり気温が15℃近くなる日があれば、たまにはネグラを出て日向ぼっこをしたり、あたりを軽く飛び回わることもあるにはあるが。
ちょうど、この日がそんな日だったようだ。南に面した生垣のアラカシの葉陰で越冬態勢に入っていたはずのウラギンシジミがゴソゴソ日向に這い出てきた。そして、あたりをひと飛びしてからアラカシの葉に止まり思いっきり翅を伸ばし日光浴を始めた。次の写真の画面中央に逆さになって葉裏にいるウラギンシジミの白い翅裏が分かるだろうか。この時点で休眠の一時中断を決めたようだ。

(Henk)
参考 蝶図鑑 ウラギンシジミ

