コムラサキ越冬幼虫 台座離脱

今年のコムラサキ越冬幼虫の覚醒が早いことは先の記事でも書いたとおりだが、この日「Y50」という個体が台座を離脱するところに偶然出会えた。現場に着いた時には、既に台座を離れ30cmほど幹を這い上っているところだった。この個体は2日前(2月19日)に、頭を上げ上体を大きく反り返す動きをしていたので、離脱が近いとは思っていた。だから、もしかしたら今日はもういなくなっているのではと思いながら見てみると、まさにその最中だった。おそらく15分くらい前に台座を離れたのではないか、そんなタイミングだった。もう2-30分早く現場に着いていれば、台座を離れる瞬間も見られていたかもしれない。少し残念。

Y50の越冬時(1月18日)白い2つの点の間にいる。  

覚醒開始(2月19日)、上体を大きく持ち上げたり曲げたりしている。離脱は近い。 

離脱直後(2月21日)を発見。台座から約30cmほど上の所を上昇中。
その後、小さな横に出た枝や幹の大きな凹凸で進行方向を見失い、何度も行きつ戻りつを繰り返し、果ては下降までする始末。

途中、幹の間に溜まったゴミに行く手を阻まれ、悩む。

最終的に大きな難関を乗り越え、安定して上昇中。

離脱後、地上2m地点まで登る(青い円内が幼虫、線は地上から2mのライン)。

この個体は地上50㎝程度の所から1時間以上かけて、枝や幹にできた凹凸や、幹に付着したゴミなどに悩まされながら、また何度も反転して下向きになったりもしながらも、1時間30分程かけてやっと地上2mの高さまで上昇したが、取り敢えず今回の観察はこの地点で終了することとした(もっと付き合ってやってもよかったが、キリがないー(笑)。

(Henk)

参考 蝶図鑑 コムラサキ

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