居候が2頭も転がり込んできた!

アラカシの枯葉の上でジッと1頭だけで寒い冬に耐えていたが、この日突然もう2頭の新顔が居候で転がり込んできて、狭いネグラが急に窮屈になった。それまで朝夕に1頭のムラサキシジミの越冬の様子を観察してきたが(参照:「単独で越冬 続」「冷たい雨に打たれながらも」)、3月2日の夕方見に行くと少し遠目に何やら葉っぱの様子がこれまでと違って見えた。しかし、よく見るとその日の昼頃までは1頭だけしかいなかった所に新たな2頭が加わって、3頭がゴチャゴチャと身を寄せ合っている。3頭の枯葉色の翅の色で葉っぱがクシャクシャになったように見えたのだった。それが冒頭の写真だ。こんなことってあるんだと、思わずうなってしまった。皆単独の越冬よりもやはり身近に仲間がいる方が心強かったのか。しかし、どれがもともとの家主だったか、もう分らない。
因みに3月2日昼頃までの様子はこうだった。
そして、翌3日は朝から雨だったが見に行くと、カールしていた枯れ葉が雨で湿ってだらりと伸びた所に今度は整然と3頭が頭を上に向けて並んで雨に打たれていた。この葉っぱのすぐ側には行方不明になってしまった個体Bというのがいたのだが、その個体は今回増えた2頭の中には含まれていないことはつぎの写真からも確認できた(個体Bには右前翅に一部欠けた所があったのだ)。

そして、3月4日5日と凍える寒さの中も3頭はジッと一緒。結局、8日まで1週間居候が続いた。
(Henk)
参考 蝶図鑑 ムラサキシジミ

