「ヤー、久しぶりだね。」コムラサキ

昨年からの越冬幼虫を観察していたコムラサキ。合計100頭もの越冬幼虫が春先に活動を開始するところまでは確認できたが、それ以降の彼らの動きについては、全てヤナギの木の上部に登って行ったあとは追跡できず、殆ど何もわからずにいた。すべてが成虫まで育つことはないにしても、それ以前のシーズンと比較すると越冬幼虫の数は倍増していたので、成虫の数はそれなりに増加するものとひそかに期待をしていた。しかしながら、その後4-5月にかけて、あまり成虫が飛ぶ姿を見ることがなかった。なぜなのか?非常に不思議に感じていた。

この日、トランセクト調査中にヤナギに近い所で1頭のコムラサキが飛んでいるのを発見。このコースはヤナギと100mちかく離れているので、これまでにも調査中に出会ったことはなく、今回コース上での初めての出会いとなった。調査終了後、ヤナギの場所に行ってみると、ヤナギの木立のあたりを2-3頭が飛び回っており、そのうちの1本のヤナギでは樹液が出ているようで、シロテンハナムグリなどと樹液を舐めているのが見られた。この個体は羽化から時間が経っているもののように見えた。

その翌々日もヤナギの木のあたりでは何頭かのコムラサキが舞っていた。見ると、先日の個体とは明らかにちがう新鮮な個体のようだ。この時期順次羽化しているのだとは思うが、それにしても個体数が少な目なのは、ちょっと気になるところ。

(Henk)参考 蝶図鑑 コムラサキ

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