ちょっと入笠山まで(4)

これまで何年か入笠山に通っていたが、今年初めて出会ったチョウがいる。このチョウは名前だけは知ってはいたが、これまで出会うことはなく、今回が人生で初めてでもあったゴイシシジミという小さなシジミチョウだ。

山を降り始めた時、道の脇のササが生えている草むらをチラチラと(うまい表現が見つからない)飛んでいる小さなチョウを見つけた。最初はヤマトシジミかと思ったが、飛び方はヤマトシジミほど元気ではなく、ちょっと妙な飛び方をしていた。止まるのを待って見ると、写真でしか見たことのなかった白地に黒の水玉模様。ゴイシシジミだった。(なぜゴイシシジミというのだろう。碁石は黒石・白石の二つがあるのに。)しばらく足を止めて様子を窺っていたら、その付近のイタドリの辺りを殆ど離れない。そして、さらに数頭別個体も見つけた。いるところにはいるものだ。殆ど翅を閉じているので翅表はよく見えなかったが、ただ1頭が半開きにして見せてくれた。しかし、正直あまり美しいとは思えない茶色だ。ヤマトシジミのメスの色にも似ているが、あまりすっきりとはしていないようだ。

註)我々の蝶図鑑にはこのゴイシシジミは収載されていない。なぜなら、我らが住んでいる近辺ではこの種類は見られないから。

(Henk)

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