赤翅長浮塵子

 

この奇妙な漢字だけのタイトル。これは、アカハネナガウンカと読み、浮塵子はウンカの漢字表記です。クロコノマチョウの幼虫がいるジュズダマの葉に止まっていた赤い小さなウンカです。最大の特徴は鮮やかなオレンジ色の体に長い翅、そして白い眼の中心の黒い部分がいつもおどけてこちらを見つめているように見えます。特に正面から見た時はひょうきんな寄り目(斜視)になっているので、思わずこちらが吹き出してしまいます。いつもこの時期に現れます。

以前これと同じ仲間のウンカも生田緑地で見たことがありますが、ここしばらくは出会う機会がありません。名前はアヤヘリハネナガウンカ(綾縁翅長浮塵子)。こちらもは虹色に輝く透き通った長い翅もっており、とてもきれいでした。

(Henk)

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