キアゲハ幼虫 行方不明の怪
5月中旬からキアゲハの幼虫を飼育していた。昨年は飼育箱を使っていたが、今年はこのようにベランダに花瓶やペットボトルに活けたハナウドで、そのまま自然に近い環境で飼育していた。これは最近の状況だ。

大小合わせて10数頭の幼虫がいたのだが、皆5㎝程の最終齢になった時点で飼育箱に移す予定で、まず一番大きくなった1頭を飼育箱に移した。そして、その後順次移す予定だったのだが、次に予定していた3頭が突然姿を消してしまった。蛹になる場所を探してどこかに移動したのかと思い、あちこち探し回ったが影も形もない。不思議なことに、その後も1頭2頭と次々と姿を消す。さては、鳥の仕業ではないかと思たっが、それにしても一体どんな鳥だろう。この日、偶然何気なしに窓の外を見た時、それらしい動きがあり、やはり鳥の仕業だと確信した。
10数頭いたものが皆最終齢になって、あと数日で蛹になろうという時にどんどん姿を消して行く。残ったのはもう2頭だけになってしまったので、蛹になるにはまだ少し早いような気もしたが、飼育箱に入れることにした。そんな時、また鳥がやって来た。慌ててカメラのシャッターを切った。いい写真ではないが、偶然にも飛び去るシジュウカラが写っている(青い丸の中)。一旦は飛び去りはしたものの、まだ未練がましく手摺に止まり見ているではないか。何と、こやつが犯人だったのか。


結局、今年の飼育が無事完了しそうなのは今のところこの3頭だけとなってしまった。10頭以上も卵からから育ててきたが、結局、太らせて最後は飛び切り上等のエサとして鳥に献上したことになってしまった(笑)。残った3頭のうち最初の1頭は飼育箱の壁で前蛹になった。後の2頭はまだしばらくエサが必要かもしれないが、1週間もすれば蛹になることだろう。皆無事羽化までできるだろうか?
前蛹になった1頭
飼育箱に保護した最終齢の2頭の幼虫。
(Henk)
参考 蝶図鑑 キアゲハ

