タマムシの幼虫(閲覧注意)


先日多摩川土手で友人に出会った時、「これは何ですか?」と携帯に撮った写真を見せられた。それは、タマムシの幼虫だ。話を聞くと、大きなエノキの枯れた枝の一部が強風のため折れて落下して、朽ちた木の中からこの虫が転がり出てきたのだと。見るからに何ともグロテスクで気味が悪かったが、取りあえず写真だけ撮って折れた枝共々枯れ葉の積もる中に放り込んだと。そして、その翌日筆者と出会って尋ねたということだった。筆者自身、タマムシの幼虫は写真では見たことはあるものの、実物はずっと木の中にいることもあり、いまだお目にかかったことはない。それにしても、幼虫のこの姿、成虫のきらびやかな姿と比べ何と差があることか。

トランセクト調査をしている多摩川河川敷付近にはエノキの大木が何本もあり、夏場にはゴマダラチョウやアカボシゴマダラの他によくタマムシも飛んでいるが、こうして写真ではあるが木の中にいるはずのタマムシの幼虫の姿を見られるとは思わなかった。枯れ葉の中に放置された幼虫は可哀そうだがおそらく生きては行けまい。
(Henk)

