都心の森で ヒヨドリほか

美術館(本館)の建物は1933年に皇族朝香宮家の自宅として建てられ、1983年に美術館として開館し、建築、内装、家具に至るまでアール・デコで創り上げられている(重要文化財)。
余り事前情報なしに行ってみたのだが、この展覧会は宝飾品に焦点を当てた企画であり目を奪われはするもののあまり関心は持てなかったというのが本音のところだった。建物を訪れたのは初めてではないが今回は寧ろ、建物とその内装の方をゆっくり鑑賞した。曲線を駆使しない重厚な雰囲気には好感が持てるし、使用素材の良さも流石である。
↓ ラリック作のレリーフガラスの扉。これが一番の好みだった(館内撮影禁止につき美術館のサイトより拝借)

↓ こういう宝飾品が中心の展示(チラシ)で完璧に門外漢

なんとなくモヤモヤ感を抱きながら美術館を出ると、隣が白金の自然教育園で都心に出たから寄っていこうと覗いてみた。余力があれば覗こうともとよりカメラは持参している。入園して、陽当たりのよい小径を歩いているといきなり前方の葉上できれいなムラサキシジミが思い切り開翅して日光浴していた。慌てて、でも、もたもたとカメラを出して準備していると飛び去ってしまった。残念無念・・・
「水鳥の池」というのに行ってみると、あれれ、カワセミがとまっていた。首都高の騒音がすぐ近くで音が聞こえているのになかなかしぶとい。それとキンクロハジロが一羽、盛んに潜って漁をしていた。キンクロと思っていたのだが、帰って調べると、違いは微妙ではあるがどうやらスズガモのメスらしい。
↓ カワセミ どこにでもいる

↓ キンクロハジロではなく、おそらくスズガモのメス? カモってややこしい・・・

↓ 園内には既に落葉し橙の実を残すだけとなったイイギリの高木が散在している。これにヒヨドリが騒がしい声をあげながら飛来しているのは見えてはいたがどれも周囲の木の枝が邪魔して撮れなかった。ただ、歩くうちにスッキリしたイイギリが見つかったのでその下で暫く待っていると期待通りにヒヨドリが飛来し実を啄みだした。これがトップの写真。 ↓ スッキリしたイイギリ。橙の実が青空に映える

