ヤマトシジミの越冬

昨年来、我が家のベランダにはヤマトシジミがしばしば飛んで来ている。1階の空き地一面に生えているカタバミで十分だと思うが、わざわざ4階まで上がって来て、鉢植えに生えたほんの少しばかりのカタバミに産卵している。先月もその様子を見ていたが、そのカタバミの葉に透かしのような食痕が増えてきたので改めて幼虫を探してみた。すると、二つの小さな幼虫がいるではないか。カタバミに残った食痕からするともっといてもいいと思うが、取りあえず二つだけ見つけた。
ヤマトシジミは幼虫で越冬するというので、この幼虫が冬の間我が家で過ごすことになりそうだ。これまでに何度も1階の空き地で這いつくばってカタバミの葉を一つひとつ裏返したりしながら越冬幼虫を探しまわっても全く見つけることができなかったのに、図らずも今回はいとも簡単に出会うことができた。
鉢植えに生えた雑草のカタバミも捨てたもんじゃない。

(Henk) 

参考 蝶図鑑 ヤマトシジミ

 

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