街角拾い撮り ツマグロヒョウモン

7月下旬、暑い週末。土曜日は飯田橋の日仏学院でみっちり3時間の授業を受けます。かれこれ15年も続いているのは我ながらエライ! 商社勤めの20代後半、いきなりベルギー転勤を命じられて、第二外国語がドイツ語だったにも関わらずフランス語しか通じない業種・・・現地でABCから初めざるを得ずかなり悲惨でした。数年の駐在を経て帰国した後も学習は細々と続けていたのですがちっとも上達しないので意を決して学校に通い出したのですがやっぱり相変わらず・・・閑話休題、学院近くの路傍のプランターでツマグロヒョウモンの美しいメスが吸蜜していました。 Mats

閉鎖が決まってしまい残念なアグネスホテル近く、道路脇のミヤコワスレで吸蜜する新鮮なメス、手元不如意(カメラなし)につき慌ててスマホで撮影。ツマグロヒョウモンは「褄(ツマ:先端の意)が黒い豹柄模様」という意味ではあるがツマが黒いのはトップ画像のメスだけでオスは翅全部が豹柄。幼虫時代の食草のスミレが用水路脇などに多いこと、パンジーの人気が出てあちこちで植えられることなどによりこの2~30年でしっかりと首都圏でも定着した。

⇒ 参考 蝶図鑑 ツマグロヒョウモン

↓ 飼育羽化した全面豹柄のオスはバルコニーから元気に飛びたった。アーカイブ 中野島(11月下旬)

↓ キバナコスモスで吸蜜するメス。アーカイブ 多摩川(10月上旬)

↓ メスの翅のディテール

↓ ツマグロの蛹は一点でぶら下がる「垂蛹」。緑のはキアゲハで二点支持の「帯蛹」

ツマグロヒョウモン(羽化 中野島 8月上旬)    キアゲハ (長野県 7月下旬)

 

 

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