スミナガシ リベンジ
この前、翅表を見せてくれなかったスミナガシ。リベンジを試みました。なにせ、タテハチョウの中で一番、好きな蝶なのです。Mats

15時くらいには山頂に着いた。スミナガシがテリトリーを張って活動を始めるのは、おおむね16時以降だからそれまでの1時間はこの前、完全に空振りだった樹液酒場(※)の可能性にかけて、前回とは別のクヌギで樹液が出ているのがないかを探してみた。すると・・・随分高いところだがカナブン、スズメバチに混じって酒場でスミナガシがひたすら樹液を吸っている。新鮮な個体だ。翅の表も、碧眼も、そして伸ばした赤い口吻もよく見える。なかなかこの3拍子はそろわない。オオムラサキでもいると違うのだろうが、この酒場ではスミナガシが君臨しているようで他がちょっかいを出すと、翅をばたつかせて追い払っていた。
※ 樹液酒場:樹液とはクヌギ、コナラなどの樹の表面の皮がボクトウガ、スズメバチなどによりかじられて傷ついたときに樹が傷口から出す甘酸っぱい液体でカブトムシ、クワガタ、カナブン、スズメバチ、オオムラサキ、スミナガシといった昆虫が集まる。もともとは樹が自らを守るために傷口を樹脂を出すことにより塞ごうとするものだが昆虫たちが集まりさらにかじられたり舐められ続ける。
⇒ 動画 酒場の小競り合い

↓ 樹液酒場のオオムラサキ(アーカイブ 2020年7月12日 山梨県 アオカナブンほかと)

↓ 酒場は薄暗いので、別の樹を探したところ・・・コクワガタ(?)が落ちてきた樹の中ほどの枝(クワガタの口のあたり)・・・スミナガシ発見!

↓ 光は十分に当たり、翅・眼・口と3点セットが揃う!

↓ 見事な墨流し模様

↓ 新鮮な個体

↓ 定刻16時ぴったりにテリトリーを張り出した。なんとも几帳面な!

⇒ 動画 増えたヒグラシの合唱を聞きながら下山する


