初見?ウラナミアカシジミ

今年はついにミドリシジミもアカシジミも、それにウラナミアカシジミも見ずに終わったかと思っていたところ、時期は遅いが生田緑地でウラナミアカシジミをついに見つけた。少し距離があったので、まず一枚撮った。そして、そばにはキマダラセセリもいて、こちらも今年初の出会いになっていた。ということで、この時は正直少し気分が高揚(?)していた。

ついで、もっと近づいて撮ろうとしたが、どうも様子がおかしい。

遠くから見ただけでは葉っぱの上に普通に止まっているように見えたのだが、近づいてよく見ると実は既に小さなクサグモかアズチグモの餌食になっていたのだ。そして、まるで生きているかのように立ち往生になっていたのだった。クモがチョウの胸あたりにしっかり嚙みついている。

申し訳ないがクモには退いてもらって掌で撮ったものが最後のこの写真だ。何という今年のウラナミシジミの「初見」だろう。おそらく、もう今年は生きた個体には出会えないかもしれない。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ウラナミアカシジミ

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