白い綿毛の虫

家の近くの木の枝に小さな白い綿毛を纏った虫がいくつか付いていた。よく見ると前脚らしいものが見える。枝の上で結構素早く位置を変え枝の反対側に回り込み隠れようとする。

これはセミやカメムシの仲間のハゴロモという種類の1つ、アオバハゴロモの幼虫だ。成虫になるとこうなる。↓

そういえば、数年前のことになるが、これよりももっと細長くて白い綿毛を纏った何かの幼虫らしいものが枝をモゾモゾ這っていた。その正体だが、どうもアゲハモドキという蛾の幼虫か、あるいはクルミマルハバチというハチの幼虫らしいという所までは分かったのだが、この二つはとてもよく似ていて、結局そのいずれかを確認するには至らなかったことを思い出した。しかし、なぜか最近はこの幼虫も、アゲハモドキの成虫も殆ど見なくなった。したがって、幼虫の写真はいずれも4年前のものになる。

アゲハモドキ ↓ (この蛾は昼間に活動し、みごとにジャコウアゲハに擬態していて、危うく騙されそうになる。)

以下が問題の幼虫。これらは一体何の幼虫だろう?
四枚の写真で、どれが同じものなのか、どれが違うのかも、正直なところ今もって分からない。

この幼虫は丸顔・色白で黒い小さな眼がある可愛い顔をしている。綿毛を取るとこんな姿になった。ちょっと寒そう。↓

 

(Henk)

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