完膚なきまで・・・ 発表会の魔物

この前の日曜日は、ピアノの発表会。私は生徒ではないのですが(独学我流)、家内の生徒さんの会にここ数年出ています。Mats

以前にも発表会で弾いたことのあるベートーヴェンのピアノソナタ悲愴第2楽章、うまく行ったためしがない。今回は1年前に、第1楽章を弾いたので、実は第2楽章は3回目などというおきて(そんなものがあるかどうかは別として)破りが目立たないのではと、自分ながら健全でない選曲ではあった。回数だけは弾いてるからまあ、楽勝、などと思っていたら・・・

最悪の DÉJÀ VU のパタンを辿った。当日の朝、最初の方2か所で詰まるようになった。前日までなかった症状。焦って、早めに行って会場での手伝いというのをスキップして2時間ほど家で集中練習してなんとかクリアして会場へ。すぐリハーサル。別のところで少しとちったが止まるほどではなかった。ちょっと気にはなったが「まあ、いいか」と思っていたら、生徒さんのリハーサルの間で少しあき時間が出たので念のためもう一回と、ピアノに向かったところが・・・ 朝、潰したはずのいきなりの出だしがどうしても弾けない、1音、2音のことなのだろうが、これが楽譜を見ても、それが指と連動しないのでお手上げになったところで、次の生徒さんのリハということで追い出された。最悪の状況。

この悲愴第2楽章では前にまるで同じ経験があり、結局、本番開始後の待ち時間に絶対無理だからと同じソナタではあるが月光の第1楽章に切り替えて本番で弾きだし、周りを??!!した経験がある。その時はなんとかそれで切り抜けたのだが(いや、抜けてない!)、今回はそうはいかない、えー、ママヨ、なんとかなるかもしれない! で舞台に出たところ、出だし早々で案の定いきなり詰まっりまるで音がわからなくなった。楽譜は見ても役に立たないので席に置いてきた。指が震えているのがわかる。見苦しくもあれこれ音を探し、途中の切れ目のところから弾いてまがりなりに復活するかと思いきや、別の新しい魔物が出現して、またもや音探しにうろうろした挙句に、観念。「無茶苦茶になったのでやめます」旨のご挨拶を席に向かってして、スゴスゴと舞台袖に引っ込んだ。これまでで最悪。

よくある話として、弾けなくなって泣きそうになっている生徒に脇から先生が楽譜をもって登場してなんとか復活するというシーンがあるが、私の場合はそれがきかない。頭なのか指なのかわからないがこれが真っ白状態になると対策ゼロのところがつらい。

トラウマになる可能性大の事件ではあるが、まあ、これ以下はないから、次回は頑張ります。でも間違っても、悲愴第2楽章のリベンジはやりません! なんか相性悪いのかも・・・ひょっとすると、このところ、割と運のいいことが続いていたので、「調子の乗るな!」という神の啓示かもしれません。

 

⇒ 動画 翌朝、家で撮影した動かない動画。 「悲惨の翌朝の悲愴」 まだ後遺症はあるし、速いし、雑だし、とても「癒しの名曲」とは言えません。

 

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