ナヨクサフジで吸蜜 アゲハ
この時期の多摩川河川敷はナヨクサフジが満開で、遠目に見るとラベンダー畑のようにも見える。繁殖力の強い外来植物で、一見カラスノエンドウに似ているが花の数は圧倒的に多いこともあり、チョウやその他の昆虫たちにとっては恰好の食事処ともなっている。これまでもいろいろなチョウがナヨクサフジで吸蜜するところを撮っていたが、アゲハはいつもあわただしく来てはすぐに飛び去ってしまうので、なかなかいい絵にはならなかった。偶然この日はいいタイミングで出会うことができた。
ところでナヨクサフジだが、ほとんどは紫色なのだが、稀に白花も見られる。
白花のナヨクサフジ
多摩川河川敷の遠景、薄紫に見えるナヨクサフジ(対岸は東京)
(Henk)
参考 蝶図鑑 アゲハ