ムラサキツバメの幼虫

早朝の雨がみごとにあがりとたんに暑さがぶりかえした武蔵小杉の繁華街のどまんなか、約束の時間にはちょっと間があったので通りかかった小さな神社でひと休みしました。ぼーっとしてればいいものを、どうしても「性(さが)」と言いますか、神社の緑のひとつひとつに目を走らせてしまいます。おや、マテバシイの大木が!そして根元からひこばえ(大きな木の根元当たりからにゅっとでている1~2mくらいの若く細い木のことです)が!さっそく近寄ってじっくりと観察・・・思った通りいました!ムラサキツバメのまるまると太った終齢幼虫が二つ。表面が透き通ってきているのはもうすぐ蛹になる兆候です。それにしてもアリがたくさんいます。幼虫がアリたちに体から出る蜜をなめさせてやることでアリは帰巣本能が麻痺してしまいもっぱら幼虫のガードマンとしての役目を果たします。ムラサキツバメは温暖化により北上してハイム内でも見られるようになりましたが、こんな繁華街のど真ん中のマテバシイにたどりついた最初のチョウは大したものです。たくさんいたのでいくつか連れて帰りました。スマホで撮影。下はハイム2号棟南側の遊歩道アラカシの生垣で日光浴するムラサキツバメ。

参考 蝶百科図鑑 ムラサキツバメ

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