ムラサキツバメも日向ぼっこ

この日は昼前、ハイムで久々のムラサキシジミをはじめとして合計7種類のチョウたちに出会うことになり、撮影に忙しかった。いずれのチョウも同じように穏やかな陽射しの下で日向ぼっこをしている。顔ぶれは、ムラサキシジミをはじめとして、この場所ではこれまでこのアラカシの生垣ではあまり見たことのないムラサキツバメ、最近よく見かけるクロマダラソテツシジミ、常連のヤマトシジミ・コミスジ・ウラギンシジミ・キタキチョウなどだ。
この日偶然にもそれぞれ数頭ずついるムラサキシジミとムラサキツバメを代わるがわる撮影することになった訳だが、同じように「ムラサキ」と名前についていても、その色合いにかなりの差があることを改めて確認することとなった。「ムラサキ(紫)」と言えばやはりムラサキツバメのメスの方がより紫らしい。オスはあまり色味はなく渋い茶色が主体で非常に地味なので、単純な比較にはならない。ムラサキシジミの方は雌雄いずれも青紫の色彩はあるが、どちらかと言えば紫というよりも青みが強いと言えよう(もちろん見る角度、光の当たり具合で微妙な差はでるが)。

ムラサキツバメ オス

ムラサキツバメ メス

 ムラサキシジミ オス

ムラサキシジミ メス

(Henk)

参考 蝶図鑑 ムラサキツバメ  ムラサキシジミ

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