ルーヴル

番外。やはりこれを避けては通れない。何回目だかもわからないルーヴル美術館を訪れました。Mats

ブルゴーニュから戻ってからの方が良かったのだがあいにく休館日の火曜に重なるため、到着翌朝ではあるが時差ボケ解消も狙えるのでこの日とした。最近は予約必須みたいな雰囲気なので、ネットで予約してPDFをプリントアウト。11:30に予約したので1時間早めの10:30に行ってチュイルリー公園を散歩してようと思っていたがピラミッドの前は既に行列、それも予約時間ごとの掲示に従って何種類もの列ができている。こうなると、並ばず周囲を散歩して11:30に戻ってすぐに入館できるという保証は何もないので猛暑のなかを並ぶことにした。結局1時間後の定刻過ぎには列が進みだしたが、気まぐれに行って少し並んで入れるという時代ではなくなってしまった。映画のような盗難劇、建物の構造欠陥、漏水(老衰か)等により館長の辞任という騒ぎが続く。その一方では、欧州域外の入館者に対する値上げ(32€だった。6千円くらい)、入り口を移して、現在のSalle de Joconde(モナリザの部屋)を特別ゾーンとして移動・新設してゆったりと見られるようにして、そこにはさらに追加料金を課すなどと何かと話題は多い。一日当たりの入場者が約3万人で、そのうちモナリザは高いから見るのをやめようという人がどれだけいるかは怪しいもので、混雑が回避できるとは思えない・・・改造には数年かかる予定で、設計コンペでは最終的に5組にしぼられたのち、日本勢のSANAAや藤本壮介の提案は落選した。

↓ 同

↓ サモトラケのニケに続く階段。ルーヴルにまたやって来たと思える瞬間

↓ ボッチチェリのフレスコ画、「三美神を伴うヴィーナスから贈物を授かる若い婦人」

↓ モナリザの部屋に続くギャラリー

↓ いつもの混雑

↓ どうしても載せたくなる昔の写真(友人のフランス人建築家の改修工事現場会議に参加するため火曜の休館日用特別パスをもらった。入館後、会議をパスした・・・)。1時間ほど二人っきりで過ごす。セルフィーで撮影 (アーカイブ)

↓ 同上 (アーカイブ)

↓ ここから下は今回の写真。モナリザやミロのヴィーナスなど周辺を除くとガラーンとだれもいない部屋は少なくない。シュリー翼 2階 911号室 フランスの17世紀の画家 Le Sueur や Jacques Stella の絵がある。上記の一人歩きの際にこの部屋に行こうとして迷いとんでもない目にあった

⇒ ルーヴル美術館 怖い話

 同上。結局見たかったステラの絵は修復中か見ることができなかった

↓ ダヴィッドの「サビニの女たち」 ローマ建国のころの話をもとにした和解の寓話。ロムルスが建国したローマには男ばかりで若い女性がいなかったので、近隣のサビニ族の若い娘たちを略奪、ローマ人と結婚したサビニの娘たちに子供も生まれた。絵の中心にいるエルシリアは夫がロムルス、父がサビニの王タティウスで、数年後に娘たちを奪われたサビニ族がローマに攻め込むが、そこでエルシリアが夫(右)と父(左)との間に割って入り「どちらが勝ってもわたしは不幸だ、もうやめてください!」と叫んでいる場面。フランス革命後に政治犯として投獄されていたダヴィッドが「内輪同士で争うのはやめよう」という和解の寓意として描いた絵らしい。野暮なことは言わないということだろうが、重装備の男たちが素裸というのはどんな効果を期待したのだろうか?

同アップ。迫真の表情

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