クロコノマチョウの幼虫

この日も朝から暑かった。暑かったが久しぶりに生田緑地に行ってみた。だが、やはりというかチョウは驚くほど少なかった。汗を拭きふきぐるりと一回りしたところで、草ボウボウの中に生えているジュズダマでクロコノマチョウの幼虫を見つけた。まずジュズダマの葉に残った食痕を見つけ、そっと葉を裏返すと、もう3齢か4齢くらいになった幼虫がいくつもいた。周りを探してみたが、まだ蛹までにはなってないようだ。幼虫は例によって角のある黒い頭と黄緑色のひょろ長い胴体。この分では8月末近くには羽化したところが見られるだろう。クロコノマチョウがジュズダマで産卵するところを一度撮りたいのだが、そう簡単にはいかない。この日も何度も辺りを探したが、やはり成虫も卵も見つからなかった。しかし、2年前は8月末に卵があったので、その頃までまだチャンスはありそうだ。

2年前、アカハネナガウンカとともに写ったクロコノマチョウの卵。↓

(Henk)

参考 蝶図鑑 クロコノマチョウ

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