今年のハイライト

今日は大晦日、今年も今日一日だけとなりました。今年を振り返ると、いろいろなことが思い出されますが、この一年も拙い記事にお付き合い頂いた読者の皆さん、誠に有難うございました。また、来年もよろしくお願いします。
来年も皆さんにとって、またチョウたちにとっても、良い一年でありますように。

最後に、私自身が今年出会った特に印象に残ったチョウを選んでいくつかご紹介します。

ギンイチモンジセセリ:
この近辺での絶滅という事態は何とか避けられたものの、生息数はまだまだ少なく、なかなか出会えません。これはやっと出会えた1頭です。慌ててシャッターを切りました。
 

コムラサキ:
河川敷のヤナギの幹で越冬していた幼虫を春先に1頭採って、自宅で飼育しました。これはこの朝羽化したばかりで、私の指に止まり、朝陽を浴びて翅を怪しく青く輝かせていました。
 

アオバセセリ:
ウツギが咲き終わった裏高尾で、空き地に咲いているハルジオンを訪れては忙しく吸蜜。そして、あっという間に飛び去りました。 

キアゲハ:
多摩川河川敷のハナウドに産み付けられた卵をいくつか採取、初めて卵からの飼育をしました。これはその中で一番最初に羽化した1頭です。羽化直後で、ゆっくりと大きく翅を広げた迫力満点の姿にしばし見惚れました。

アサギマダラ:
高尾山山頂近くの遅咲きのウツギの花で吸蜜中。カメラを構えて近づいても全く気にしません。 

ミヤマチャバネセセリ:
これも多摩川河川敷では個体数がそれほど多くなく、貴重な種類です。チャバネセセリなど他のセセリ類に混じって、アカツメクサで吸蜜。 

ムラサキツバメ:
自宅周辺の生垣で日向ぼっこ。名前にムラサキと付いてはいても通常は青みが強い紫の個体が多いなか、この個体の翅の色は特にムラサキツバメと言われるだけあって、紫色が印象的でした。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ギンイチモンジセセリ  コムラサキ  アオバセセリ  キアゲハ  アサギマダラ  ミヤマチャバネセリ   ムラサキツバメ

 

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