悲しい結果 キアゲハ

卵から育てて、8頭蛹になっていたキアゲハだが、可哀そうに羽化に失敗したものが3頭出てしまった。いずれも羽化直後飼育箱に上手く止まり損なって落下して翅の翅脈を折ったらしく片側の翅が綺麗にのびなかった。その後、ベランダの鉢植えに止まらせてみたが、ここでも満足な動きが出来なかったようで、あたりをバタバタしながらベランダの床を這いまわる結果となった。脚もどこか負傷しているようだ。こうなっては自分で飛べないので、砂糖水を用意してやってはいる。そのうちの2頭は羽化後あまり日を置かずに死んでしまっているが、残る1頭は生命力が強かったのか羽化後10日以上も元気(?)にいる。手を伸ばせば、怖がりもせずどんどん登ってきて、さかんに手を舐める。ミネラルが欲しいのだろう。

(Henk)

参考 蝶図鑑 キアゲハ

悲しい結果 キアゲハ” に対して8件のコメントがあります。

  1. 北川まどか より:

    一生懸命に育てられ方、そして又一生懸命に生きようと頑張ったキアゲハちゃん。
    何とも悲しいです。
    残りの1頭、ガンバレ‼️
    オバチャンは応援してます👊
    命の尊さ、つくづく感じます❣️

  2. Henk より:

    北川まどかさん
    この羽化に失敗したキアゲハを応援して頂き、有難うございます。
    時々作ってやった砂糖水をなめながら鉢植えの近くで頑張っていましたが、
    7月に入ってとうとう力尽きました。それでも2週間以上我が家の一員として(?)
    ベランダのこの限られた場所で懸命に生きていました。
    飼育をしていると、寄生もされず卵から順調に育ち、羽化して大空へ旅立っていくものと、
    このキアゲハのように最終段階まで来て羽化に失敗し一度も飛ぶことなく終わるものとを
    同時に見ることになり、その点、何とも複雑な気持ちになります。

  3. 北川まどか より:

    私は先日編集長様に蝉の羽化の写メを送らせて頂いた者です。
    ある晩サナギの蝉を見つけ我が家の塀に一生懸命登っては落ち、登っては落ちでした。
    そして側溝に落ち。
    このままではひっくり返ってもがき、側溝から上がれず死んでしまう!と思い、割り箸で隙間から何とかすくい上げて雨の当たらない軒下の壁にとまらせました。
    そして2時間見守り、見事綺麗な羽の蝉になりました。
    どんな小さな生き物でも、その命は人間と一緒。尊いものです。
    今回キアゲハちゃんは可哀想な事でしたが、家族同様大切に育てて貰い、短い一生でしたが幸せだったと思います。
    有難うございました🙏💕

    1. Henk より:

      北川まどかさん
      セミの投稿は拝見しましたよ。
      セミにしてもチョウにしても、本能で行動しているとはいえ、羽化は一生で一度の、経験したことのない
      大事業で文字通り一発勝負です。セミも、たまたま出た地上に思わぬ障害物があったりしても、自然のもの
      ならいざ知らず、人工物であればどう克服していいかわからなくて当然。あのセミもまどかさんに発見
      されなければ、おそらく翌日はアリのエサになったことでしょう。穴から出てくる時間を1-2時間間違えた
      だけで鳥などに捕食されることもあるし、羽化の途中でアリに嗅ぎつけられ羽化を完了できないものもいます。
      これからしばらく、セミの羽化があちこちで見られると思います。子供時代に還って、私も楽しみます。

  4. 北川まどか より:

    大切に育てて頂いて、ありがとうございました_(._.)_💕

  5. yatagarasu より:

    まどかちゃん、
    コメントをいただきありがとうございます。
    この記事の筆者は私の親しい友人で、蝶だけでなく植物全般についても詳しい知識の持ち主です。
    もし、何か疑問点があるときは何でも聞いてください。きっと丁寧に教えてくれますよ。

  6. まどか より:

    ありがとうございます。
    自然に囲まれた田舎に住んでいますので、又何かあったり、教えて頂きたい事があった時には、宜しくお願いします_(._.)_

    猛暑の毎日ですが、皆様お身体に気を付けてお過ごし下さい🍀

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