久々のジャコウアゲハ
今年はジャコウアゲハを見る機会が少なかった。多摩川土手の草刈りだが、川崎市の粋な計らいで土手の草に混じって生えているウマノスズクサを今年は少し刈り残してくれていた。にもかかわらず、今年に限ってそこでの産卵は殆どなかったようだ。成虫の飛ぶ姿も例年よりずっと少なかったように思う。10月に入り、これからの産卵はもうなさそうなので幾分がっかりしていたところ、この日久しぶりに2頭のジャコウアゲハに出会った。いずれもオスだったが、そのうち1頭は比較的新しい個体で盛んにランタナの花で吸蜜している。吸蜜しては飛び立ちあたりを優雅に一回りしてまた舞い戻って来ては花に止まるということを何度も繰り返していた。
(Henk)
参考 蝶図鑑 ジャコウアゲハ