それほど多くはないが、近くの多摩川土手にはカラムシの群落がいくつかある。6月末に一帯の草刈りが行われたが、一部刈り残されていたそんな土手のカラムシに白く目立つものが見られた。



カラムシの柔らかい新芽を折り畳んだアカタテハの幼虫の巣だ。葉裏が白く見える。そっと開くと、確かに2齢くらいの幼虫がいるので、またそっと元に戻した。しかし、これまで何度かはアカタテハを見ているが、なぜかカラムシの近くでは成虫を見たことはない。今回も少し離れたところで、ついにアカタテハを見つけたと思ったが、近づいてよく見るとそれはヒメアカタテハだった。

(Henk)
参考 蝶図鑑 アカタテハ ヒメアカタテハ
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