アカタテハ・ヒメアカタテハ
昨年はアカタテハの飼育をし、何頭も羽化させた。今年も幼虫を3頭世話したが、結局どれも羽化の瞬間には立ち会えなかった。ということで、今年はまだ生きた成虫を間近には見ていなかった。先日のトランセクト調査をした時に、それまで足の踏み場がないくらい繁茂していたカラムシの群落が殆ど綺麗に刈り取られていた。そこで一部刈り残されたカラムシに幼虫の巣はないものかと探していると、どこからともなくアカタテハの成虫があたりを旋回、時々周りの草に止まる。しかし、カメラが間に合わず開翅の姿は撮ることができなかった。唯一、近くに張られたネットの向こう側に止まった姿が撮れただけ。何とも不思議だが、この場所では幼虫はたくさん見つけられるのだが、成虫の姿を見たのはこの日が初めてだった。ヒメアカタテハのほうはアカタテハとは比較にならないくらいたくさん見かけるのに。
昨年飼育していた中で、最も遅く12月初めに羽化したアカタテハ:
ヒメアカタテハ:
(Henk)